数々のタレントやモデルをプロデュースしてきた美のプロフェッショナル・MANAMIさん「まずは自分を受け入れること」

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監修
MANAMI

トータルビジュアルプロデューサー

海外でのモデル経験を活かし、日本に帰国後はヘアメイク、ファッション、歩き方など「見た目に関するすべてのプロデュース」を手掛ける。
なりたいもの目指すものと本人が持つ素質を絶妙に見極めブランディングすることを得意とする。顧客は芸能人、政治家、専門家、ミスコンテストの出場者など。

目次
どんな人が、MIGNONのコスメを選んでくれているのか?
ご協力いただいているコンシェルジュのみなさん一人一人へ焦点を当てる、インタビュー企画。お仕事から美容ルーティーン、スタメンコスメなど、気になるプロの素顔に迫ります!


撮影者: weekendcycler1

【プロフィール】
名前:MANAMI
海外を中心に、15歳からモデル業を経験。その後、20代後半でヘアメイクアップアーティストへ転身し、帰国後は「トータルビジュアルプロデューサー」として活動。芸能人、政治家、ミスコン出場者を含めた顧客に対し、メイクから表情・所作まで「見た目に関するすべてのこと」をプロデュースしている。テレビや雑誌など多方面で活躍する傍ら、法律を学ぶため、大学にも在籍。
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モデルとしてスカウトされるまで、美容に関心はなかった



撮影者: weekendcycler1

MANAMIさんは15歳のときに札幌でスカウトされていますが、幼いころから美容にご関心があったのでしょうか?



MANAMIさん(以下、MANAMI):美容に関心を持ったのは、普通の人よりも遅かったと思います。スカウトされた当時は中学生で、場所も札幌の田舎。中学も高校も校則が厳しく、「メイクなんてあり得ない」という感じで。本当に地味な少女でした。

興味が出始めたのは、モデルの現場で、ケアの仕方などを教えてもらうようになってからのこと。海外モデルの先輩から、今すぐキレイになる方法ではなく「美しい老い方をするためのスキンケア」を教わりました。当時はメイクしたいとか、自分がキレイになりたいという欲はあまりなく、メイクさんが並べてくれる化粧品を見るのが好きでしたね。

意外です! 子供のころからずっと美容に触れていらっしゃるイメージでした。



MANAMI:メイクはモデルの現場でしてもらっていたので、逆にセルフメイクをするのは相当遅くて。20歳ごろからオーディションを受けるようになって、ようやくセルフメイクの必要性が出てきたたんです。10代のうちに自分でメイクをしてこなかったからか、いざやってみると下手すぎて……(笑)。基礎の技術を身につけるため、メイクを習いに行ったほどです。

ある種、ご自身が美しくなることに固執しすぎない志向が、トータルビジュアルプロデューサーのお仕事につながっているのでしょうか?



MANAMI:そうかもしれません。モデルとして自分が表に出るよりも、人のお手伝いをして、その人が結果を出していくのを見るほうが、性に合う気がしたんです。

トータルビジュアルプロデューサーというのは私の造語で、実は「トータルビジュアル」で商標を取っています。ヘアメイクやファッションはもちろん、歩き方、表情、所作まで、見た目に関するすべてのことを、TPOに合わせてプロデュースします。

たとえば、レッドカーペットを歩くときと、謝罪会見をするときは、求められる服装や所作が違いますよね。また、SNSに載せる写真や、プロフィールにある写真の並びも「見た目」のうちです。さまざまな場面に合わせて、セルフプロデュースの全般をサポートしています。

たまたま見かけた一般の方にも、スカウトをするそうですね。



MANAMI:サイゼリヤでスカウトした女の子が、Amazonのランキングで1位を取るグラドルになることもあり、印象的な出来事が多いです。ウォーキングなどを変えたことで、大きなグランプリを取る方もいますし、婚活に向けて自身を変えようと志す方もいます。芸能関係でなくとも、ビジュアルの改善がお客様の目標につながっていくのは、とても楽しいですね。

現段階でも非常にご活躍されているMANAMIさんですが、今は大学で法律も学ばれていますよね。なぜ、法律を学ぼうと思われたのでしょう?



MANAMI:業界に入るとき、最初にサインしたのが、台湾の芸能プロとの契約書でした。ビザも必要だし、収入も約束されていないし、契約書は中国語で……。当時18歳だった私には荷が重かったのですが、なんとか解読して、最低限のお給料を保証してもらうよう交渉しました。そこで、「自分を守るために、法律を知らなきゃいけないんだな」と感じたんです。

日本に戻ってからも、モデル業界におけるギャラの未払いやセクハラはよくありました。また、テレビで商品を紹介するときは、薬機法や景品表示法なども踏まえて発言しなければいけません。ところが、芸能界に早くから入って活躍する人ほど、法律についての勉強をするヒマはないんです。世間のことを知らないまま入って、「これをしないと売れないから」とか、業界の慣習を鵜呑みにしてしまう。

必要なときはプロにお願いできますが、10代や20代の人にとってはそれもハードルが高い。なので、私の後輩や今から業界に入る人たちに、「こんなことがあったら、おかしいよ」と正しい知識を伝えられるよう、大学で体系的に学んでいます。

MANAMIさんの美容ルーティーンとスタメンコスメを大公開!



撮影者: weekendcycler1

MANAMIさんの美容ルーティーン


水洗顔、馬油、化粧水、シートマスク、UVケアまたはBB
その他クレンジング、馬油、化粧水、シートマスク、美白美容液

ご自身の肌質を教えてください。



MANAMI:超がつくほどの乾燥肌で、敏感肌でもあります。油分と水分の両方がないタイプで、化粧水の量を増やすだけでは足りません。保湿は必要なものだけを足していくのがシンプルな方法ですが、私はどちらも足りないため、油分は馬油で、水分は化粧水を多めにつけることで保湿しています。化粧水は三回つけ、シートマスクも朝晩していますね。

他に、特に気を遣われている美容ルーティーンなどはありますか?



MANAMI:フェイスラインにセルフカッサ(※)を施しています。馬油をつけた後、専用のプレートでマッサージしてから、化粧水をつける流れですね。今は顔ですが、モデル時代には「首にシワを作らないようにしろ」とよく言われていたので、首やボディにカッサをしていました。

※編集部注「刮莎(かっさ)」:中国を発祥とする伝統的な療法。牛の角や石などから作られるプレートで肌をこすり、刺激を加えて体の老廃物を肌表面へ押し出すことで、血行を改善するデトックス。

MANAMIさんのスタメンコスメを教えてください!



MANAMI:ブランドで言えば、do organic、北海道純馬油本舗、nesco、etvos、MiMC、アプロスなどです。特に、do organicや北海道純馬油本舗の馬油などは10年くらい使っていますね。

do organicはいろんな人に使えるし、刺激も少ない。ちょっと前までは、界面活性剤を使わないと乳液を作れなかったんですが、今はムース状の乳液も出しています。モデルには「よくわからないものは使いたくない」という子も多いのですが、撮影後はメイクをオフしなきゃいけない。そんなとき、do organicの乳液で軽くオフして帰る子が多いんです。指名も多い商品なので、芸能関係の現場には必ず持っていきますね。

北海道純馬油本舗の馬油も、重宝しています。人間とほぼ同じ成分なので馬油を使っているんですが、この馬油は臭くなく、またコエンザイムQ10なども入っています。元から油分が足りない人はもちろん、オイリーなために洗顔しすぎている方にも使えますね。

アトピーっぽい人は、スキンケアしてからじゃないとコンシーラーを使えなかったりするんですが、この馬油を下地にしておくとアトピーも荒れにくい。バームタイプで持っていきやすくもあるので、グラビアや出張などでも全力で使っています。

ドゥーオーガニック エクストラクト ローション

引用:do organic 公式サイト

北海道精製純馬油ピュアホワイト

引用:北海道純馬油本舗 公式サイト

「自分を今よりも成長させたいと思ったら、まずは自分を受け入れる」



撮影者: weekendcycler1

書籍も出版され、幅広くご活躍されているMANAMIさんですが、MIGNONにご協力いただいた理由はなんだったのでしょうか?



MANAMI:化粧品ブランドとお仕事をすることも多いのですが、私は「報酬を払うから、知らなくても宣伝してほしい」という案件はお断りしているタイプなんです。「本当にいいものを伝えられるプラットフォームがほしい」と思っていたところに、コンシェルジュのお話をいただきまして。

MIGNONは、コスメに対してさまざまな目線を持つプロが集まっていますよね。肌質や悩みは人それぞれなので、ユーザーの方がいろんな切り口からコスメを購入できるのが面白いと思いました。また、メーカーからの依頼で紹介してもいないので、嘘がない。情報の質としても、すごくいいんじゃないかと感じました。

ありがとうございます。今後もいろいろな情報やコラムを発信していただくと思いますが、中でも、MANAMIさんが重視されている考えなどはありますか?



MANAMI:「自分を今よりも成長させたいと思ったら、まずは自分を受け入れる」ということですね。自分の良いところを探して、嫌いな部分も「なぜ嫌いなのか」を深く掘り下げたほうがいいと思います。

ビジュアルは、いわば傷の積み重ね。他人から投げられた言葉がトラウマになって、執着してしまっていることも少なくありません。だから「なぜこのメイクや、この服装になったのか」を答えられない人が多い。自分をよく見つめて受け入れることさえできれば、コンプレックスを隠すファッションは不要になります。仕事でも「実際のところ、他人からどう見えているのか」はしっかりと伝え、参考にしてもらっていますね。

最後に、ご自身がMIGNONのコンシェルジュをお務めいただくにあたり、ユーザーの方へメッセージをお願いします。



MANAMI:結局のところ、コスメ選びというのは「お守りコスメを探す旅」になると思うんです。私も仕事柄、毎日のように世界中のコスメを試していますが、愛用しているスタメンコスメのほとんどは10年ほど変わっていません。絶対に妥協できないところや、自分の基準に照らし合わせて、化粧品を探していくことになります。

だからこそ、優先順位は最初に決めておいたほうがいい。一言で「可愛くなりたい」といっても、「どういう可愛さなのか?」を具体的に考える必要があります。「なにを着て、どんなライフスタイルを送る人物になりたいのか」を詳しくイメージすると、目指す肌質やメイクの想像もしやすくなり、なにが必要かもわかりやすくなるでしょう。ぜひご自身に合うコンシェルジュを見つけ、愛用できるコスメを探してみてください。

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