手がけたスキンケア商品は100以上! コスメブランドのプロデュースも行うAYAKOさんの「化粧品の楽しみ方」
監修

AYAKO
スキンケア商品を主とするコスメブランドにて、営業と商品企画を経験。その後、大手エステティック企業や香水メーカーでの事業運営を通じ、今までに100以上のアイテムを世に送り出してきた。2019年4月に独立後、10年に渡る美容業界の経験を活かし、新規コスメブランドのプロデュースやサポートを行っている。
目次
どんな人が、MIGNONのコスメを選んでくれているのか? ご協力いただいているコンシェルジュのみなさん一人一人へ焦点を当てる、インタビュー企画。お仕事から美容ルーティーン、スタメンコスメなど、気になるプロの素顔に迫ります!

【プロフィール】
名前:AYAKO
スキンケア商品を主とするコスメブランドにて、営業と商品企画を経験。その後、大手エステティック企業や香水メーカーでの事業運営を通じ、今までに100以上のアイテムを世に送り出してきた。2019年4月に独立後、10年に渡る美容業界の経験を活かし、新規コスメブランドのプロデュースやサポートを行っている。
プロフィールの詳細はこちら
AYAKOさん(以下、AYAKO):最初は、スキンケア商品を主力とする化粧品メーカーで営業を2年半、商品企画を2年半ほど経験しました。そこから大手エステティック企業でのコスメ事業の運営、ベンチャーの香水メーカーなどを経て、今のお仕事をしています。現在のベースになっているのは、大手エステティック企業で経験した「新しくコスメ事業を立ち上げる企業のプロデュース」ですね。
営業の2年半を終えて以降はずっと商品企画にも携わっていますが、最初に営業を経験できたのはよかったと思います。基本的なスキルを身につけられたのはもちろん、店頭にも立ったりしたことで、お客様の視点で商品を作ることの大切さを学べたので。
AYAKO:最後のベンチャー企業だけは香水を作っていましたが、それまでは主にスキンケア商品ですね。全体で100以上のアイテムを企画してきました。
AYAKO:「誰でも安全に使えるもの」や、「対処する悩みを明確にしたもの」を作る、ということですね。ドラッグストアを想像していただけるとわかりやすいのですが、店頭の商品は「保湿」や「毛穴」などカテゴリごとに商品が分かれていて、細かい説明はありません。特徴をはっきりさせておかないと、お客様に届かないんです。
また、そういう客観的な部分も含めて、「こだわること」と「固執しすぎないようにすること」はきっちり線引きしていました。特にスキンケアは、使う人の肌状態によって、どうしても体験に個人差が出ます。自分のこだわりを押しつけても、いいものが完成するとは限りません。このバランスについても、商品企画の担当としては気を遣っていました。
AYAKO:混合肌です。Tゾーンなどは皮脂が気になりますし、頬は乾燥が気になります。顔の部位によって悩みが違いますが、ある種、いろんな商品を試すことができる肌だと思っています。
AYAKO:洗顔ですね。スキンケアの基本は「洗いすぎないこと」と「しっかり油分を入れること」なので、クレンジングなどは二回洗わなくてもいいものを使います。また、朝に乾燥が気になるときは、洗顔フォームをあえて使わないこともあります。
AYAKO:キールズのDSクリアリーホワイトブライトニングエッセンスです。美容液というと、オイル状のものが多かったりしますが、これはとろみのあるローションに近い。化粧水のようなテクスチャーと、使った直後のトーンアップ感や保湿感が好きで、10年以上は使っています。30歳前後になってくると、一気にシミ・そばかすが気になってきますが、そういった方からご相談を受けたときは、まずこれをオススメしていますね。
キールズ DSクリアリーホワイトブライトニングエッセンス

引用:キールズ公式サイト
AYAKO:もちろんあります。肌がかゆくなったり、ピリピリしたり、赤くなったり、吹き出物になったり……。最近はめったにありません。
AYAKO:知識もありますが、一番の要因は、肌が落ちついたことですね。男女ともにですが、10代は皮脂が多く、ニキビができやすい。また、25歳前後になると大人ニキビができたり、体調によって極度な乾燥を感じたりします。10代から20代は肌の変化が大きく、私も合わない経験をしていましたが、30歳を超えて少しずつ落ちついてきました。
AYAKO:一番は「トラブルの原因を追究しにくい」からだと思います。特にスキンケアは、そのときの肌状態によっても、合う合わないが異なります。肌の状態、使い方、タイミングなど、原因もさまざまなので、トラブルを完全にゼロへ持っていくのは難しい。
先ほどの話のように、変化の激しい時期が原因となっていることもあります。疾患が原因の場合は別ですが、時期的なニキビなどで悩んでいる場合は、あまり思いつめないほうがいいでしょう。
コスメによる肌トラブルを回避するためには、変に高いものを買うよりも、ドラッグストアに売っているようなものを使ったほうがいいかもしれません。一般的な方が使えるコンセプトに設計されている商品のほうが、トラブルは少ないかと思います。
AYAKO:ワクワクしたり、トキメキを感じることですね。私の場合は、主に使い心地から感動をもらっています。化粧品は肌に触れるものなので、「モコモコしたものを触ると気持ちいい」とか、感触が心に与える影響は大きい。一瞬一瞬の心の変化を見たときに、「使ってよかった」と感じられるかどうかが、化粧品において重要だと思っています。
AYAKO:化粧品って、音楽にも似ていると思うんです。最終的にそのコスメがいいか悪いかは、言葉や形ではなく、使ってみた感覚で判断しますよね。特にスキンケアは色物でない分、最後は使ってみないとわからない。感じるしかないからこそ、いろいろなものを試す楽しみがあると思います。
AYAKO:どんな肌状態でも、安心して使い続けられるアイテムや情報を提供していきたいと思います。合わないものは無理に使わず、いろんなものを試して、スキンケアを楽しんでみてください。

名前:AYAKO
スキンケア商品を主とするコスメブランドにて、営業と商品企画を経験。その後、大手エステティック企業や香水メーカーでの事業運営を通じ、今までに100以上のアイテムを世に送り出してきた。2019年4月に独立後、10年に渡る美容業界の経験を活かし、新規コスメブランドのプロデュースやサポートを行っている。
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「お客様の視点で商品を作ること」の大切さを営業から学んだ
ずっと商品企画やプロデュースに携わられてきたのでしょうか?
AYAKOさん(以下、AYAKO):最初は、スキンケア商品を主力とする化粧品メーカーで営業を2年半、商品企画を2年半ほど経験しました。そこから大手エステティック企業でのコスメ事業の運営、ベンチャーの香水メーカーなどを経て、今のお仕事をしています。現在のベースになっているのは、大手エステティック企業で経験した「新しくコスメ事業を立ち上げる企業のプロデュース」ですね。
営業の2年半を終えて以降はずっと商品企画にも携わっていますが、最初に営業を経験できたのはよかったと思います。基本的なスキルを身につけられたのはもちろん、店頭にも立ったりしたことで、お客様の視点で商品を作ることの大切さを学べたので。
商品企画は、主にどのようなアイテムをご担当されてきたのでしょうか?
AYAKO:最後のベンチャー企業だけは香水を作っていましたが、それまでは主にスキンケア商品ですね。全体で100以上のアイテムを企画してきました。
スキンケア商品を作るうえで、意識されていたことはありますか?
AYAKO:「誰でも安全に使えるもの」や、「対処する悩みを明確にしたもの」を作る、ということですね。ドラッグストアを想像していただけるとわかりやすいのですが、店頭の商品は「保湿」や「毛穴」などカテゴリごとに商品が分かれていて、細かい説明はありません。特徴をはっきりさせておかないと、お客様に届かないんです。
また、そういう客観的な部分も含めて、「こだわること」と「固執しすぎないようにすること」はきっちり線引きしていました。特にスキンケアは、使う人の肌状態によって、どうしても体験に個人差が出ます。自分のこだわりを押しつけても、いいものが完成するとは限りません。このバランスについても、商品企画の担当としては気を遣っていました。
AYAKOさんの美容ルーティーンとスタメンコスメを大公開!
AYAKOさんの美容ルーティーン
朝 | 洗顔、保湿(導入美容液 → 化粧水 → 美容液 → クリームの順) CCクリームのような、色つきの下地にナチュラルメイク |
その他 | ダブル洗顔不要のメイク落としで洗顔、保湿 シートマスクは月2~3回、しっかり保湿したいときやニキビができたときに使用 |
ご自身の肌質を教えてください。
AYAKO:混合肌です。Tゾーンなどは皮脂が気になりますし、頬は乾燥が気になります。顔の部位によって悩みが違いますが、ある種、いろんな商品を試すことができる肌だと思っています。
美容ルーティーンでこだわっているポイントなどはありますか?
AYAKO:洗顔ですね。スキンケアの基本は「洗いすぎないこと」と「しっかり油分を入れること」なので、クレンジングなどは二回洗わなくてもいいものを使います。また、朝に乾燥が気になるときは、洗顔フォームをあえて使わないこともあります。
AYAKOさんのスタメンコスメを教えてください!
AYAKO:キールズのDSクリアリーホワイトブライトニングエッセンスです。美容液というと、オイル状のものが多かったりしますが、これはとろみのあるローションに近い。化粧水のようなテクスチャーと、使った直後のトーンアップ感や保湿感が好きで、10年以上は使っています。30歳前後になってくると、一気にシミ・そばかすが気になってきますが、そういった方からご相談を受けたときは、まずこれをオススメしていますね。
キールズ DSクリアリーホワイトブライトニングエッセンス

引用:キールズ公式サイト
肌に合わない化粧品を選んでしまったことはありますか?
AYAKO:もちろんあります。肌がかゆくなったり、ピリピリしたり、赤くなったり、吹き出物になったり……。最近はめったにありません。
そういった経験が少なくなったのは、知識が豊富になったからでしょうか?
AYAKO:知識もありますが、一番の要因は、肌が落ちついたことですね。男女ともにですが、10代は皮脂が多く、ニキビができやすい。また、25歳前後になると大人ニキビができたり、体調によって極度な乾燥を感じたりします。10代から20代は肌の変化が大きく、私も合わない経験をしていましたが、30歳を超えて少しずつ落ちついてきました。
美容業界にいる方とそうでない方で原因は異なるかもしれませんが、なぜ肌に合わない商品を選んでしまうことがあるのでしょう?
AYAKO:一番は「トラブルの原因を追究しにくい」からだと思います。特にスキンケアは、そのときの肌状態によっても、合う合わないが異なります。肌の状態、使い方、タイミングなど、原因もさまざまなので、トラブルを完全にゼロへ持っていくのは難しい。
先ほどの話のように、変化の激しい時期が原因となっていることもあります。疾患が原因の場合は別ですが、時期的なニキビなどで悩んでいる場合は、あまり思いつめないほうがいいでしょう。
コスメによる肌トラブルを回避するためには、変に高いものを買うよりも、ドラッグストアに売っているようなものを使ったほうがいいかもしれません。一般的な方が使えるコンセプトに設計されている商品のほうが、トラブルは少ないかと思います。
「使ってよかった」と感じられるかどうかが、化粧品において重要
ご自身としては、化粧品に対してなにを求めていらっしゃいますか?
AYAKO:ワクワクしたり、トキメキを感じることですね。私の場合は、主に使い心地から感動をもらっています。化粧品は肌に触れるものなので、「モコモコしたものを触ると気持ちいい」とか、感触が心に与える影響は大きい。一瞬一瞬の心の変化を見たときに、「使ってよかった」と感じられるかどうかが、化粧品において重要だと思っています。
さまざまなアイテムを手がけてきたAYAKOさんがおっしゃると、意外でもあり、本質的な気もします。
AYAKO:化粧品って、音楽にも似ていると思うんです。最終的にそのコスメがいいか悪いかは、言葉や形ではなく、使ってみた感覚で判断しますよね。特にスキンケアは色物でない分、最後は使ってみないとわからない。感じるしかないからこそ、いろいろなものを試す楽しみがあると思います。
最後に、ご自身がMIGNONのコンシェルジュをお務めいただくにあたり、ユーザーの方へメッセージをお願いします。
AYAKO:どんな肌状態でも、安心して使い続けられるアイテムや情報を提供していきたいと思います。合わないものは無理に使わず、いろんなものを試して、スキンケアを楽しんでみてください。